TR-XTコントロールシステムはニュース、スポーツ番組、議会等あらゆる場面においてリモコンカメラの高度な制御が可能です。
スタジオ内各所に配置された複数台のカメラを精密にコントロールすることが可能です。プリセットショット再生のほか、シーケンスモードやキューモードの組み合わせによりさまざまな用途に合わせた制御を行うことができます。
また、多様なスクリーンレイアウトが用意されているため、オペレータは番組制作に合わせて操作画面を切り替えることができます。スクリーンレイアウトの一つであるシングルカメラモードでは、オペレータが選択しているカメラの映像をタッチスクリーン上に表示することができます。
TR-XTの新機能として、タッチスクリーンに表示された映像からカメラを操作するドラグ機能、センター機能があります。
タッチパネルに表示する映像やサムネイルとして登録する映像はHD-SDIビデオ信号に対応しています。
標準でイーサネット通信のインターフェースを持っており、スタジオ環境に合わせた接続を行うことが可能です。TR-XTは多彩なインターフェースによりビデオルータ制御やタリーシステムとの連動、外部オートメーションシステムとの連動にも対応することができ、オペレータの負担を最小限に抑える運用を可能とします。
■特徴
・タッチスクリーンとジョイスティックパネルによる操作が可能
・ショット登録数は無制限
・新機能:Map機能と組み合わせた場合、接続可能なカメラ台数に制限なし
・画角に応じたショット再生動作を制御するCRuZeモード
・複数のショットを連続再生するシーケンス動作
・新機能「オートフレーム」フェーストラッキング(オプション)
・新機能「ライブビューカメラモード」
広角監視カメラ映像を用いた「カメラマン目線」で操作可能(オプション)
・ジョイスティックパネルのみでも操作可能なバックアップ機能
■制御
・新機能「ライブビューカメラモード」(オプション)
※TR-XT制御PCのライセンス及びカメラ毎に広角監視カメラを付加する必要があります
・タッチスクリーン上でカメラを操作するドラグ・センター機能
・新機能「ORBIT」による円弧ドリー制御
※SmartPedと組み合わせた機能となります
・3軸ジョイスティックによるパン、チルト、ズーム操作
・コントロールノブはフォーカス(及びタイム)操作のほか、
機能ボタンによる切り替えでパン、チルト、ズーム操作に変更することが可能。
・CUT, FADE, CRuZeの3つのショット再生動作
・パン、チルト操作極性が変更可能な機能ボタン
・8カメラボタン( 16カメラボタン仕様オプション)
更にオプションパネルを追加することにより最大16台分のカメラ選択ボタンを追加可能
・タリー信号の入力・表示が可能
スペック |
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接続 |
Ethernet接続(シングル)、昭特独自、回線の冗長性を持たせたRNI(デュアル)Ethernet接続が可能(オプション) |
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IP制御によるOTCなどの外部制御装置(オートメーションシステム)との連携も可能(オプション) |
ビデオルータの制御は主要Serial/IP接続プロトコル及びGPIO(リレー接点出力)に対応 ※詳細はお問合せください |
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タリー入力 TSLプロトコル(RS-422/Ethernet) GPI入力(フォトカプラ入力) |
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HD-SDIビデオ信号入力 |
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寸法(パネル) |
19インチラックマウント、3RU |
寸法(コンピュータ) |
19インチラックマウント、2RU |
寸法(タッチスクリーン) |
22インチワイド |
電源 |
AC100-240V 50/60Hz 最大200W |
電源 |
Panel:AC100-240V 50/60Hz ※付属ACアダプターより供給 |